誰かと私の備忘録

40代なかば中間管理職おじさんが、マーケティングやコーチング、勉強中のDXをベースに日々の学びをシェアするブログ

新「ANAアプリ」メリット3点と注意点!

こんにちは!でじきちです。

皆さんは飛行機に乗ることは多いですか?今日は、今更ながら使ってみて超便利だった、ANAアプリのご紹介です。ANA派ならもう使ってる人が多いかもしれませんが、まだの方は是非!これまでのSkipサービスと何が変わるのかもシェアします。

<目次>

昔は出張が多く、それこそ若い頃は好き好んで、行かなくても良いような出張まで行っていた気がしますが、コロナを期に、パタと行かなくなりました。本当に久しぶりにANAに乗ろうとしたら、愛着のある「Skipサービス」がなんともうこの3月末で終了とのこと。これからは「ANAアプリ」で全て完結させるのが基本のやり方になるのですね。スマホ持たぬ者やアプリを使いこなせない者は人に在らず・・・みたいな感じがしてちょっぴり切なさもありますが。このANAアプリ、使ってみたらとっても便利でした!

Skipサービスとは

まず今までのSkipサービスのおさらいです。

出典:ANAホームページ

その昔は、チェックインカウンターでまずチェックインして、そして保安検査場を通過するという、アナログ二段階が基本でしたよね。それが、この2006年に登場したSkipサービスでは、事前にホームページで予約・購入・座席指定を済ましていれば、カウンターでのチェックインを「スキップ」つまり省略することが出来ることになりました。保安検査場と搭乗口では、事前に入手した二次元バーコードを印刷あるいはスマホでかざすか、あるいは、登録しているクレジットのANAカードをかざすだけでもOK。個人的には、このANAカードかざすだけというのが便利でした。だって、デジタル音痴なんだもの、空港みたいな緊張する場所でスマホで対応なんてしたくない。今までのSkipサービスは、事前にじっくり予約・購入・座席指定を落ち着いて済ませることが出来ていれば、あとは空港ではアナログにANAカードで乗り切れたのです。それが、久々の出張で調べてみたら、2023年3/31でサービス終了とのこと。これからは事前予約から空港での搭乗まで「ANAアプリ」で全てを完結させるということで、尻込みしていました。

「ANAアプリ」での搭乗流れ

では、新しい「ANAアプリ」を使った搭乗の流れはこちらです。

出典:ANAホームページ

Skipサービスとなんだか一緒、いや、むしろオンライン上とはいえ、「チェックイン」が必要になったので、実はひとつやることは増えている。でも、そんなの補って余りある便利さを私は感じました!

ちなみに便の予約は今回割愛しますが、アプリTOP画面の「空室照会・予約」から、出発地、到着地、搭乗日など必要事項を入れていけば特に難しくなく予約できます。


では本題の、増えたオンラインチェックインのやり方ですが、思っていたより、やってみたら随分簡単です。

アプリを立ち上げ、「MyBooking」のページから、予約している便を選択。確認しながら、朱色でわかりやすく目立っている「次へ」「☑内容を確認しました」「チェックイン」を導かれるままにタップ。ちなみに「Booking」とは日本語で「予約」。成程。

そうしたらもう、オンラインチェックイン終了です。さらにこのまま、朱色に導かれ「搭乗券」もタップ。すると、2次元バーコードをどうやって入手するかという選択の場面になります。朱色のお導きでメアドを入力して送ってもらうのも良いですが、勇気を出して「Apple Walletに追加」という黒いのをタップしてみます。すると、右端のようなオンライン搭乗券がGETできました!あとはこれを保安検査場でも、搭乗口でもかざすだけです。ちなみに、ここで右上の「追加」を押すと「Wallet」というアプリに保存が出来るのですね。怖かったからひよってスクショしたのですが、スクショでも問題なく通過出来ました。ちなみに「Wallet」は日本語で「財布」。成程。でじきち、英語も苦手なんですよね。なんで日本語で表してくれないんだ。

というわけで、ここまで、このデジタル音痴の私の初体験でも、画像左上の時間を見ていただければわかるように、たったの3分でチェックインも搭乗券GETもやっちゃえました!きっと慣れたら1分もかからないですね。移動の合間とかにちゃちゃっとできます。ちなみにオンラインチェックインは、飛行機が飛ぶ24時間前から可能なので、乗ることが確実なら、早めにやっとくのもありです。でも、こんなに簡単なら、リスクを犯して早めにやらなくても空港に向かってる途中にやれば十分だと思います。

「ANAアプリ」の便利な点

①アプリという入口がわかりやすい

個人的には、飛行機の便をANAのWEBページから予約するよりも簡単だと思いました。デジタル音痴な私は、WEBのブックマークが整理整頓出来ていません。出張の度にANAのページを探して、ログインしていました。自動ログインの設定にしてるはずが、これもまた何故か、毎回IDとパスワード入れなきゃいけなくて。当然、それも覚えて無くて。どこぞのメモを探して。とまぁ、ストレスだったのですが、アプリはいなくならない。スマホの中で他のアプリに紛れたとしても、「App Store」で検索ができる。これはデジタル音痴な私にとって、すごく安心感。

②保安検査締切までの時間がわかりやすい!

けっこうギリギリまでラウンジてお茶したり、レストランで食事したり、おみやげ屋さんで物色したり。デジタル音痴かつ貧乏性な私、空港でもギリギリまでなんかやってます。そんな時、こんな風にリアルに保安検査場締切まであと何分ですよ、と表示されているのは有難いです。「締め切りは何時何分だったよな、だからまだあと何分あるな、本当に大丈夫だよな」そんなことを脳内で何度再生していたか。これからはアプリを見てれば安心です。

③空の上でWi-Fiがつながる!

これは最大のメリット。今まで、出張の際に飛行機と新幹線のどちらを選ぶかにおいて、その時の仕事の忙しさによって「移動中にネットを繋いでパソコン仕事が出来るか」というのはけっこうポイントでした。時間はかかるが道中でがっつり仕事できる新幹線か、時間は短いが道中でネットが繋がらない飛行機か。それが、このアプリを導入すれば、飛行機の空の上でもWi-Fiが繋がるのです!これはでかい。仕事だけじゃなく、普通にLINEやメッセージが出来たり、ネットサーフィンが出来るのもむっちゃ嬉しいです。機内サービスのドリンクを飲みながら、ネットが見れる。いやぁ、ノンストレス。空の上でWi-Fiを繋ぐやり方はこちらです。わからなかったので客室乗務員さんに教えてもらいました。

まず機内モードに設定し、Wi-Fiをオン。「ANA-WiFi-Service」を選択します。

一方、アプリ側で、TOP画面右下の「もっと見る」をタップ。「WiFi」をタップして、さらに「接続」をタップすればOKです。

ただ、ここまでと逆のこと言いますが、ある種、ネットから隔離される良さもあったんですよね。強制的に会社や取引先と繋がらない時間なので、開放されるというか。また、いつも見ているネットとかが無いから、見るものが無くて「翼の王国」熟読するとか。人様のお弁当なんて、別に普段なら興味も無いのに、なんだか記事読んでみたら面白かったりとか。勿論今だって「翼の王国」も「お弁当の時間」も健在なのですが、やっぱり、ネットが繋がると仕事しちゃったり、いつも読んでるネット見ちゃったりしてましたね。

「ANAアプリ」注意点

さて、良いことばかりのANAアプリ。唯一にして超絶注意すべき点はこれに尽きると思います。

「電源が落ちたら終わり」

1分あればオンラインチェックインも搭乗券GETも出来ます。でも、スマホの電源が落ちたら、恐ろしいほど無力です。きっと空港内に探せば電源はあるでしょうし、有人カウンターも一応残っているし、誰かに泣きつけばなんとかなるのでしょうが、相当パニックです。簡単にすぐにチェックインも搭乗券GETも出来るから、と余裕ぶっこいて時間ギリギリでスケジューリングしていたら、ドボンです。スマホの電源だけは、残しておきましょう。これは本当に注意です。よく使う空港なら電源の場所を把握しておくと良いですね。

ちなみに、この「ANAアプリ」にすべて集約する流れに沿って、空港の自動チェックイン機も2023年末に全廃。このお馴染みの黄色の保安検査証とピンクの搭乗案内券も無くなるそうですよ。別に思い入れは無かったけど、無くなるとなると寂しいような。でも、SDGs視点ではすごくエコになって良いですね。DXとSDGsって、相性良いと思うんですよね。

以上、初めてまともに使ってみたANAアプリのシェアでした。仙台土産に空港で買った牛タンポテチ、美味かった!ではまた。

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