誰かと私の備忘録

40代なかば中間管理職おじさんが、マーケティングやコーチング、勉強中のDXをベースに日々の学びをシェアするブログ

デュアルモニターで世界が変わった!便利な使い方6つと要注意点2つ

こんにちは!でじきちです。

突然ですが皆さん、パソコン仕事、長いですか?もしも今読んでくださっているあなたがパソコン仕事が日中の多くを占めるとかだったら、劇的に仕事が快適になる方法をシェアします(例によって、多くの方にとってはもう当たり前なのかもしれませんが!)。

〈目次〉

「デュアルモニター」とは

その方法とは、「モニターディスプレイを追加する」ことです。皆さんはパソコン仕事や作業をする際、パソコンのモニターは1つですか?2つですか?3つですか?去年までの自分は、「はぁ?そんなの聞いて何になるの?質問の意味がわかんねぇよ!」って感じでした。バカだったなぁ…。でじきちは今年になって、モニター2個使いを始めました。いや、正確には、適切な方法で2個使いを始めました。するとこれが、私にとっては感動する程、仕事の快適さをもたらしてくれたんです。

デスクトップでもノートでも、基本的にパソコンにはモニターディスプレイが付いていますね。それに別のモニターを追加して、モニターを複数使いすることを「マルチモニター」「マルチディスプレイ」と言います。1個追加して合計2個のモニターディスプレイを使うことを「デュアルモニター」「デュアルディスプレイ」と言います。本体のパソコンと追加のモニターは、ケーブルで繋ぎます。私の場合は、1個追加のデュアルモニターです。「Dual」って「二重」を意味する英単語なんですね。Dual Dreamでしか聞いたことありませんでした・・・Winter Kiss♫

画面「拡張」で世界が変わる!

私が目から鱗の感動体験をしたのが、この「拡張」です。やり方は簡単。本体パソコンのモニターディスプレイ上で、右クリック。「ディスプレイ設定」を選択。「表示画面を複製する」が出ていたら、そちらをクリック。すると「表示画面を複製する」の下に「表示画面を拡張する」が出てくるので、クリック。

すると・・・、なんということでしょう。画面が・・・、広がった!本体のパソコンで何も開いていないデスクトップの場合はわかりにくいですが、よくご覧ください、追加モニターの画面にはデスクトップのアイコンが何も無いですよね。本体パソコンと同じ画面が複製されて映っているのではなく、本体パソコンの画面が、広がったのです!

多くの人にとっては何を今更、かもしれません。でも、私にとっては世界が変わった瞬間でした。マウスのカーソルが、パソコン本体のモニターを飛び超えて、もう一台のモニターでうろちょろ動かせたあの驚き。片方のモニターから、ファイルをぐいっとドラッグして、もう片方のモニターにドロップ出来た時のあの快感。ちなみに、同じアプリの中のタブだって、ドラッグ&ドロップ出来ます。もしもまだデュアルモニターを試したことのない方がおられたら、この感動を是非味わっていただきたいです。

「拡張」の便利な使い方

①資料やメール作成

例えば片方のモニターでExcelを開きながら表やグラフを作り、もう片方のモニターでPowerPointに貼りつけて資料を作る。片方でWEBで調べ物をしながら、片方のWordでレポートを書く。片方でカレンダーの予定を確認しながら、もう片方でメールを書く。などなど、モニター1台の頃はいちいち画面を切り替えねばならなかったことが、2台のモニターを縦横無尽に行き来して、ストレスフリーに実現出来ます。

②マニュアル見ながら作業

今までならひとつの工程ごとにマニュアルを閉じて、作業して、マニュアル開いて、また閉じて・・・でしたが、これまたストレスフリー。

③オンライン会議で常に顔を見れる

オンライン会議にて、手元で参考資料を見たくなることよくあります。そんな時、今までは画面は参考資料になってしまって、当然、参加者の顔は見れなくなっていました。それがこれからは、常に顔を見ながら参加できます。これでこそ、リアルの会議と同じですよね。ガン見する資料の方を正面のモニターで映写しましょう。じゃないと、なんか斜に構えたカタチで相手には見えるので。でもたまに居ますよね、正面じゃない角度でオンライン会議に参加されてる人。あれはこういうことだったんですねー。まぁ、それも別に構わないけど、斜め40度から見るのは、片思いの君の横顔だけでいいかな@マッキー「北風」。

④オンライン会議での内職

個人的にはこれが1番破壊力ありました。読んでいただいている皆さんも、オンライン会議で内職、やってますよね!?でも、オンライン会議画面で資料が共有されているから、内職しようと思ったら共有画面が隠れて、肝心の会議の資料が見れなくなってしまう。なので、内職はちょこちょこコソコソやるしかありませんでした。でも、これからは大丈夫。堂々ともうひとつの画面で内職がはかどります。調査コンサル会社であるジョンペディリサーチの報告によれば、マルチモニターは最大42%の生産性の向上を促すとのことですが、この内職効率UPが大きく寄与しているのではないかと私はにらんでいます笑。だって、会議が多過ぎるんだもの!

モバイルモニターが便利

ちなみにでじきち、実はオフィスにはでかいモニターが備え付けで何年も前からありました。そして、ノートパソコンに繋げてたまに使ってました。その使い方は「複製」で、目的は「ノートパソコンは画面が小さくて肩がこる。でかい画面で目線も高いので、肩こりがちょっとだけマシ」という、なんともしょぼいものでした。そもそも、「複製」しか知らなかったんですよね、てへぺろ。

それが今年になって何故この本来の使い方に目覚めたかというと、新しく同僚になったBさんが、モバイルモニターを勧めてくれたからなんです。新しくチームが出来るので会社からモニターが支給されるとのこと、その際に、モバイルモニターが良いですよ、と。その時はその意味がよくわからなかったんですが、今はよくわかります。オンラインとリアルのハイブリッド開催の会議においては、デスクでなくて、会議室で行われることがもっぱらなので、上記③④のメリットが置き型モニターだと享受出来ないんですよね。今では、会議の度にモバイルモニターを持って移動しています。

モバイルモニターは「画面の向き」も便利

①「反対」でケーブル最適化

便利なことだらけのモバイルモニターですが、ケーブルが増えちゃいます。パソコンとモニターのケーブル差込口や電源の位置関係によっては、このようにケーブルがぐいってひん曲がっちゃってよろしくありません。

そんな時!なんとモバイルモニターなら、画面の向きを変えることが出来ます。前述のディスプレイ設定で、モバイルモニターを選択(でじきちは右に置いてるので右側の2の四角)、次いで下の方にある「画面の向き」に注目。デフォルトは「横」になっていると思いますが、「横(反対向き)」をチョイス。

すると…、なんということでしょう!本当に画面が反対向きになった!ということで、よっこいしょっと、モニターも逆さにすれば・・・この通り、モニターのケーブル差込口がパソコン本体や電源と近くなり、ケーブルがひん曲がることを回避出来ました。

②「縦」で一気見の情報量UP

勘の良い方はお気付きになられましたでしょう。そう、なんと縦画面にも出来ちゃうのです!やり方は先ほどと同様。「横(反対向き)」ではなく、「縦」あるいは「縦(反対向き)」をチョイスすれば・・・この通り。1画面で見える情報量がぐーんとUPです。スマホで撮った動画なんかも、大きなサイズで観れますね!

デュアルモニターの要注意点

最後に、デュアルモニターを使ってみて感じる注意点も書いておきます。

①関係ない2画面を開かない!

あくまで効率UPの為に活用しましょう。資料作成するなら、その材料作りや、調べ物の為にもうひとつのモニターは使いましょう。関係ないWEBサイトを開いておくとか、Twitterを開いておくとかすると、ちょいちょい見たくなって、当たり前のように効率が下がります。YouTubeなんてもってのほか!

②追加モニターから音が出ても焦らない

自分は出社していて、デスクからヘッドホンでオンライン会議に入っているとき、追加モニターに繋いだら突然そちらから音が出て焦るという場合がありました。そんな時は焦らずこちらを参照。本体パソコン右下のスピーカーマークをクリック、出てくる歯車設定マークをさらにクリック。すると、サウンドがどこから出る設定になっているかがわかります。おそらく「Display」になっているので、落ち着いて「ヘッドホン」を選択しましょう。

家での仕事も快適に!

ちなみに、今年バリバリのITキャリアで当社に参画してくださるようになった上司のAさんは、家では4台のモニターを使いこなしておられるとのこと。オンライン会議でちらっと見せていただいたのですが、モニターアームが千手観音のように見えました。何台もモニターを使いこなすなんて、ハッカーかマークザッカーバーグか秋元康かくらいのイメージだったんですが、驚きました。

4台使いこなすなんて私は到底不可能ですが、とは言いながら、このマルチモニターの世界を一度味わうと、もう、モニター1台の仕事が煩わしくて仕方ない。というわけで、自宅にも買っちゃいました。私が購入したのはこちら。このお値段でこの快適さを家でも味わえるのは、嬉しいです。画像もきれいで、おすすめです!

今回はデュアルモニターの素晴らしさについてでした。ではまた!