誰かと私の備忘録

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期初MTで活躍する「偏愛マップ」3つのメリット

こんにちは!でじきちです。

中間管理職の皆さん、期初のMTってどんなこと話されていますか?特に新しいチームの場合、けっこう悩みませんか。今日はそんなお話です。

<目次>

今年の期初のMTで何をするか。これが悩みの種でした。というのも、新しく出来る組織で、ミッションなども定まっていない。「組織は戦略に従うべし」箱をまず作るのではなく、まずしっかりした戦略があり、どうしても必要な場合に組織を創るべきだ…というのが正論ですが、そうもいかない場合が多いのが現実じゃないでしょうか。そこで「何故会社がミッションを用意してくれてないんだー!ひどいよー!」なんて言っててもかっこ悪い。というわけで、ビジョンやミッションは新メンバーや新しい上司と一緒にこれから考えていこうと思います。期初のMTでは互いの自己紹介と、私が理想とするチームと、大切にしている原理原則の共有を中心に実施しました。具体的なミッションを考えるにも、まず土台としてこういう話を共有しておく方がキックオフしやすいと思ったからです。

「偏愛マップ」

「偏愛マップ」とは、齋藤孝さんが考案された、文字通り、「偏るほど愛するものをマップにして見える化したもの」です。もっと平易にいうと、「自分の大好きなモノ/コト/ヒトなどを1枚の紙(スライド)に書きなぐったもの」。お隣のIT部が活用していて、とても面白そうだったので今回、互いの自己紹介に取り入れてみました。実際の私の偏愛マップがこちら(真ん中のみ、本名でなくでじきち仕様に微修正)。

実際に使ってみて感じたメリットが3つあります。

①その人となりが伝わってきやすい

「私はこれこれな性格で・・・」と言われるよりも、大好きの羅列を聞く方がなんだかその人となりが伝わってくる気がしました。以前から知ってるつもりだったメンバーも、知らなかった一面が見えて楽しい。

②好きなものを話す時、人は笑顔だ

初めての自己紹介は緊張するもの。でも、自分が好きなものは詳しいし、話をしてて楽しいし、聞いてもらいたい。偏愛マップを話しているみんなの顔はとても笑顔。そして、聞いてる方も笑顔。なんてラブアンドピースなツールなんだ。

③初対面でもとっかかり低く盛り上がる

自己紹介の後の沈黙。これ、相当辛いですよね。でも偏愛マップなら、話の振りどころ多数!万が一自分が拾う項目が無くても、これだけ好きの羅列があれば、誰かの好きに引っかかる。誰かと自分の好きが一緒だと、嬉しい。普通に1人15分くらいはあっという間に経っちゃいます。私のだと、キン肉マンだけで5分くらい軽く盛り上がりました。へのつっぱりはいらんですよ。

ちなみに、これは今回みたいに今後長い時間をともにする、チームメンバーの自己紹介でも勿論有効ですが、半日とかの研修で一緒するメンバー間の自己紹介でも応用できると思います。その場合はここまで時間をかけず、例えば大好きなもの5個!とかに絞ってもある程度目的は果たせると思います。若き日の私の合コンで自己紹介を促す鉄板は「あいのり出たらニックネームなんて書く?」でしたが、このツールを知っていればもっとスマートな自己紹介タイムを提供できたことでしょう。

私が理想とするチーム

①楽しみながら成果を出すチーム

②互いに刺激しあい、成長するチーム

次いで、私が理想とするチーム像を共有しました。実は毎年期初に、メンバーに共有しています。ちなみに①のイメージとして94年の長嶋巨人、②のイメージとして98年長野五輪のスキージャンプ団体をあげているのですが、今までは若いメンバーが多くピンと来ているためしがなく、古臭さで笑いを取るのが定形でした。今回のチームは私より年上の方も多く、めちゃめちゃピンと来ていました笑。

私が大切にしている原理原則

私が大切にしている原理原則も共有しました。これも毎年のことです。今回は特に新しいメンバーなので、気持も新たに話しました。原理原則といっても、大層なことではありません。

①顧客志向

どんな仕事でも、顧客理解なしに良い商品やサービスは提供出来ないと思います。以前にこのブログでも書いた、商品開発の話もしました。今までは顧客=100%生活者でしたが、このチームが考えねばならない「顧客」は誰が考えられるか、ということも併せて皆で話しました。

②わかりやすさ

「Simple Is Best」は世界共通。どんな仕事にもわかりやすさに拘る。例えば聞き手がわかりやすいプレゼンとは何だろう?議題に関する現物が前にあるとわかりやすい、資料の文字が少ないとわかりやすい・・・。突き詰めると、「わかりやすさ」とは、聞いたり読んだりする相手の側に立って考えてみる、究極の顧客志向だと思います。

③正直

私は人間は性弱であるからこそ、正直であることを意識すべきと思っています。嘘をつかない、隠さないは当たり前ですが、調査結果や試験データを都合よく解釈するようなことが、グレーな範囲でしたくなる局面もあるかもしれません。でも、そこは顧客にとって本当に善たるか、で考える。稲盛和夫さんも、京セラフィロソフィーの中で「動機善なりや、私心なかりしか」と仰っていますね。迷ったら、相当な覚悟がある場合以外、結局、正直なことを選ぶ方が楽です。これは経験上間違いなく、息子達にも伝えていることです。

というわけで期初MTは上記の内容で実施しました。あとは、「デジタル音痴なので、新入社員の気持ちに戻って、恥ずかしがらずにわからないことは聞くので教えてください!」ということを誠心誠意伝えました・・・

まだまだ手探りな新チームですが、楽しみながら成果を出していきたいと思います!

ではまた。