誰かと私の備忘録

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【KANさん】星の王子さまからの元旦の便り

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まいったなぁ。

KANさん。

あなたがいなくなった時からただの人になった僕たちのことを想像されて、
何よまた変なことばっか言ってないでもう寝れば、と微笑む桜子さんに撮影してもらいながら、このポスト用意してくれたのでしょうか。

はい。お察しのとおり、傷も寂しさも混乱も未だ抱きながら、ストキンの皆で、傷をなめなめ癒やしあいながら、なんとかやってます。

モレスキンの星の王子さまの手帳をいつも使われていましたね。お葬式で、奥様の桜子さんが「一時的にお預かりしていた星の王子さまが、違う星に旅立った」といった言葉を話されたと聞きました。

お写真のお姿は、まるでどこかの星の王子さま。この地球を旅立った時間、18時29分にポストなされていて、本当に、なんか、サンテグジュペリかKANテグジュペリか、はたまたサンクトペテルブルグか、どんな物語を僕らは魅せられているのでしょうか。

ありがとう、KANさん。

いつも人生を慈しんでいたKANさん。

あなたのめずらしい人生に今、僕ら以外にもいっぱいの人が魅了されているんですよ。そして今、元旦から、日本で多くの方が不安な気持ちで過ごしています。
遠いどこかの星から(ずめらいし星?ブリーフ星?笑)、メッセージをありがとうございます。どれだけ、このポストに勇気づけられたり、なごみ、元気をもらった人がいるか。

『しあわせは歩いてこない だから歩いてゆくんだね』水前寺清子さんのフレーズを引用して、KANさんは、自分で人生を楽しくするんだと宣言されていましたよね。

わかりました。
『せっかくの人生』♬と口ずさみながら、精一杯、前向いて歩いていきます。

ありがとうございます。
今年もよろしけ。