誰かと私の備忘録

40代なかば中間管理職おじさんが、マーケティングやコーチング、勉強中のDXをベースに日々の学びをシェアするブログ

「ChatGPT」こんな使い方はしない方がいい!3選

こんにちは、でじきちです。

「ChatGPT」皆さん試されました!?凄いですねこれ!!ゴイゴイスーってこういう時に使うのかと思いましたよ。でも、使い方は要注意だと思いました!今回は、ChatGPTを実際に色々使ってみて感じた、おすすめしない使い方をシェアします。なお、次回は「超おすすめ」の使い方を紹介する予定です!

<目次>

「ChatGPT」とは

まずはChatGPTの説明から。ChatGPTとは、イーロンマスク氏やMicrosoftが出資したOpenAIという会社が公開し、わずか2か月で1億人の利用者を獲得した…

いや、もう、ChatGPTさんご本人に説明してもらう方が早いですね。こちらご覧ください。

わかりやすく簡潔な説明!有難うございます。書かれている、「公式サイト」はこちらです。登録はメアドか、GoogleあるいはMicrosoftのアカウントで行います。

Introducing ChatGPT

ChatGPTのコメントの横に、GoodとBadのボタンがあります。いいなと思ったらGoodボタン、間違っていたり良くないなと思ったらBadボタンを押してフィードバックしてあげましょう。全世界でこのフィードバックが行われるんだから、そりゃ賢くなるわ。成長スピードもむちゃくちゃ速いでしょうね。

こんな使い方はするな!

さて、ここからは私が色々な使い方を試してみて、イマイチだなと思った使い方を紹介します。ちょっと今回はネガティブなコメントしますが、次回むっちゃポジティブな使い方も紹介しますので、お付き合いください。

①ダイレクトに正解を求めると騙される!

最初、すごいなって思ったんです。で、先日、お友達家族と遊びに行ったときに、そこの小5の娘ちゃんに、おっちゃんのカッコいいところ見せたろうと思って、「〇〇ちゃん、こんなツール知ってる?なんでも答えてくれるんだぜ!」ってChatGPTを紹介したんです。すると、「え、すごい!じゃあ、『すとぷり』について聞きたい!」と目をキラキラさせて言うわけです。勿論この私は『すとぷり』知りませんが、ChatGPTさんならそんなのお手の物だろうと、「わかった。じゃあ、『すとぷり』の1番人気のメンバーをChatGPTに考えさせようか」と、キザに打ち込んだわけです。結果がこちら。

「ごめん〇〇ちゃん、1番人気はあえて言いたくないみたいだね。でも、このあたりのメンバーが人気って言ってるよ!」と画面を見せたところ、先程までのキラキラした眼差しはどこへやら。「全然違う・・・こんな人たちいない」とのこと。「え!」とマジマジ観たら、『すとぷり』知らんこのおっさんでも、大木こだま張りに「そんなやつぁおれへんやろ~!」と言いたくなる面子。誰やねん、「ロボ子さん」って!他も大概やけど。やり直してもダメ。

もはや大噓つきです笑。平気でほらを吹く。こんな時こそ、Bad押さなきゃですね。

一説によると2021年までの情報しか学習していないとかありますが、すとぷりは調べたところ2016年に活動開始していますし、関係ないですね。

なので私の学びその1は、ChatGPTに「ダイレクトに正解を求めるな!」ということです。騙されます。

②「なんちゃって理解」に使うとアホになる!

こんなこと、聞いてみました。実際に私が参加した経営戦略の研修で出た課題です。

「浅っ!」って感じですね。もう少し頑張れるかな?

以下略ですが、表層的で全然本質までえぐれてません。青山フラワーマーケットを語ることが今回の趣旨では無いので多くは触れませんが、買い手を法人と個人で分けて考えていなかったり、肝心な5Force分析から見出された結論がなかったり、一言でいうと、深みがありません。まずもってこんな内容を見て知識を得たような「なんちゃって理解」は本当に良くないと思っていて、ChatGPTは使い方によってはすごく世の中をポジティブに変える可能性があるけれど、人間を「アホにする」可能性もむちゃくちゃあると思います。

よくおすすめされる使い方のひとつの「要約」についても、実際の文章を丸ごと食わせての要約は得意でも、例えば「『7つの習慣』を要約して」みたいなお願いだと、なんだかこれも表層的で変に食い違ってる答えが出てきました。

なので私の2つ目の学びは、「なんちゃって理解」に繋がる使い方、具体的にはレポート課題や論文、読書感想文などには使わない方が良いということです。あくまで参考レベルなら良いんじゃないのというように、ちょっとここは考え方人それぞれあるかもしれませんが。

③コーチングやカウンセリングはよけい凹む(時がある)!

ちょっとしたやり取りなら、けっこう癒してくれるんです。ChatGPT。「今日は疲れたー。1日の終わりに癒しのコメントちょうだい」とかだと、けっこうほんとに優しいコメントくれたりして。でも、くれぐれも本気で依存しないことです。例えば、こんなこと相談してみました。なぜだかやたらSNSのタイムラインで流れてくる漫画のケースを想定して(てか、何故俺のタイムラインにそんなに流れてくるのだ)。

お、こんなコーチ嫌だなぁ。ってのが第一印象。コーチングってそもそも傾聴と良い問いかけが一番大切なのに、自分でべらべら喋っちゃってますね。アドバイスは要らないんですけどね、まだ。続けます。

全力でアドバイスくれてるお気持ちは有難いのですが、私が本当にこのクライアントだったら、重たいです。そこで、泣き言。

ちゃんとこちらの感情の表現を汲んでくれるのは、凄いですね。ちょっといい流れになってきました。でも・・・!

あらあらあら。ちょっとこっちが前向きになったとみるや、またクライアント置いてけぼりな陽キャなアドバイス。これはダメだ。

切ない終わり方になってしまいました。やっぱり、なかなかこういったセンシティブな使い方はまだまだ現状は難しいようですね。学びの3つ目は、メンタル的にChatGPTに依存するような使い方はしない方が良いということです。ただ、上述の通りAIの進化は光速ですし、ベーシックなコーチングの問いかけのスキルなどをAIに学習させれば、すぐに、コーチングやカウンセリングに秀でた進化を成し遂げられるような気がします。

企業はChatGPTの顔色を窺うようになる?

ちなみに、おすすめの商品やサービス、企業を聞いてみると、具体名で答えてくる。

これ、企業からしたら戦慄じゃないですか?自社や自社の商品、サービスがここに載るのと載らないので、えらい違いです。今まではGoogleとか検索エンジンで上位に出てくるように企業は意識してお金を使っていましたが、これからはChatGPT様に取り上げてもらえるようにならないと、というわけですね。どのようにしたら取り上げられる確率が上がるのかは私は今はわかりませんが、これからどんどんそのような分析が進んでいくのでしょうね。

機密情報関連の質問はしない!

また、ChatGPT以外にもこのようなチャットボットが続々登場してきているので、きっと社内でも皆が使うようになってくるのは時間の問題。無償版の場合、ChatGPTに投げかけた質問はすべて学習され、下手したら他の人が質問した時の答えに活用される可能性もあり、非常に注意が必要です。IT部門としても、後手後手じゃなく、会社としてのルールを早々に決めてリリースせねばと考えています。

次回はおすすめの使い方を紹介!

以上、今日は「ChatGPT」の紹介と、おすすめしない使い方でした。でもでもでもでも、ChatGPT、使い方によってはむちゃくちゃ面白いです!次回は、私のおすすめの使い方を紹介します。

ではまた!

※「おすすめの使い方」UPしました!

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