いよいよ3/1、東京お台場にオープンの『イマーシブ・フォート東京』が楽しみすぎる!
〈目次〉
『イマーシブ・フォート東京』とは
『イマーシブ・フォート東京』は、世界初※の【イマーシブテーマパーク】。
「イマーシブ」をgoo国語辞書でひくと、「没入感のあるさま。その状態にひたれるさま」とあります。
HPによれば『イマーシブ・フォート東京』は、映画やアニメ・ゲームの世界で目にする“ドラマティックな出来事”を、“鑑賞者”ではなく“当事者”として体験することのできる、これまでのテーマパークとは一線を画す”完全没入体験”テーマパーク。みんな同じ体験をするアトラクションとは異なり、自分だけに起こる劇的な瞬間の連続とのこと。
なによなによ、その”完全没入体験”って!はやく体験してみたい!『人生、全とっかえ。』のコピーもとてもそそられます。
手掛けたのは森岡毅さん率いる『刀』
この『イマーシブ・フォート東京』のPJを手掛けたのが、森岡毅さん率いる『刀』。
昨年末の日経ビジネスはその『刀』の特集。面白かった。森岡さんの話はどれも面白くて、USJ再建の話はほんと大好き。
今回の特集の中で改めて大事だなぁと思った言葉が、
【特徴はプラスに見た方がよい】。
特徴はプラスに見た方がよい
たしかに森岡さんは、今持っているものをうまくポジティブに活用するという考えが一貫している。
“荘厳な建物”を活かしたハウステンボス、“山の自然”を活かしたネスパリゾート神戸、“昭和の古さ”を活かした西武園ゆうえんち、“打ち立ての食感”を活かした丸亀製麺。全てV字回復を実現している。
“山しかない”でなく、“山がある”。
“時代遅れ”でなく、“ノスタルジー”。
特徴は、プラスに捉えることが大切なんだと気付かされる。
立派なナスビになればいい
これは人材に関しても、もっといえば自分の性格に関してだってきっとそう。
前にテレビで森岡さんが、「ナスビは自分が黒くてぼてっとしてるのが嫌だって頑張ったって、キュウリやニンジンにはなれない。ひょろっとした貧相なナスビになるだけ。だったら、黒光りしてどっしりした立派なナスビになればいい」みたいなこと仰っていたのを思い出す。そう、自分の特徴をプラスに捉えることが、人生もポジティブに生きるヒントになる。
『ヴィーナスフォート』の良さを活かす
今回の『イマーシブ・フォート東京』も、惜しくも2022年3月に営業終了した、テーマパーク型ショッピングモール『ヴィーナスフォート』の良さを存分に活用しながら再生する。作り込まれた『ヴィーナスフォート』の中世ヨーロッパの街並みを再現したデザインを活かす形だ。
終わりに
森岡さんと刀の勢いは止まらず、さらにさらに。USJ時代から拘られていた沖縄のテーマパークも進行中。こちらは沖縄の海や森といった大自然を最大限に活用したテーマパークで、『ジャングリア沖縄』として、2025年開業予定とのこと。
こちらも、ほんとに楽しみ!行ってみたい。
【特徴はプラスに見た方がよい】。
仕事でも、日々の暮らしにおいても、意識していこうと思う。
森岡さんのおすすめ書籍
最後に、私の森岡さん書籍でおすすめを3冊紹介。
まずはこちら。USJという楽しい空間の裏にあった、戦略と覚悟。読みやすく、とにかく面白い。
マーケッターなら一読を勧める。緻密な計算に基づく需要性予測。取り入れたい考え方が随所に。
森岡さんがお子様たちに向けて書かれた本書。マーケティングも経営も、働くことは生き方に繋がる。いくつになろうと、自分の人生に活かしたい学びが沢山。
※イマーシブシアターを中心とする複数のイマーシブ体験のみで構成されるテーマパークとして世界初 2023年9月 自社調べ